田七人参 出会い
田七人参 出会い
田七人参との出会い 私と田七人参の出会いは本当に偶然です。友人のリクエストと私が田七人参の原産地である雲南省に普洱茶の輸入の為に何度か足を運んだことがある事
また、当時は中国内陸への直行便でなく香港を経由していたこともあるかもしれません。
頼まれた「片仔廣」
1990代の私は年に一回普洱茶の輸入の検品のために中国雲南省の省都昆明に向かいます。当時は福岡からは香港経由でした。雲南省は自然の宝庫 昆明より南には特に少数民族も多くとにかく自然にあふれています。
友人にそのことを伝えると友人からのお土産のリクエストがありました「片仔廣」と言うものが香港の空港で売っているので買ってきてと。それも香港の空港でと 空港で売っているのは一般的に高いのじゃないの?町でも買えるの?と聞くと、高くてもいいから空港の免税店で買ってきてと頼まれました。
「片仔廣を求めて」
雲南省での仕事も終わり 友人に頼まれた「片仔廣」を探してブラブラと すると香港街中の薬局でも「片仔廣」は売ってはいるのですが、数店見たときに価格やパッケージが違うものがあるのに気づきました。
私は偽物がかなりあるのだなとピンときました「だから友人は空港の免税店で買え」と言っていたのを思い出しました。
帰りの香港の空港で「片仔廣」を購入しようとすると街中の薬局より高い 友人からは複数頼まれていたので手元のお金でギリギリ買えました。
「なんと友人が空港まで迎えに」
日本へ着いて税関で申告物をと言われて先ほどの「片仔廣」をなにか入念に調べているなという感覚でした。これは「片仔廣」が医薬品にあたるので一般的に輸入が出来ずに 個人分の持ち帰りとして三週間分だけと制限があると知りました。
空港を出るとなんと友人が迎えに・・すぐにでも「片仔廣」がほしいと お金を清算して その後帰宅 しかし帰宅しても「片仔廣」が引っ掛かり調べてみると・・・C型肝炎などにと書いてあるではありませんか?
「片仔廣」は麝香(じゃこう)を使っているために一般的な輸入ができません。
だけど麝香さえなければ問題ないのでは?
そこで私は「片仔廣」のパッケージにある85%の主成分である田七人参に着目したのが田七との出会いです。
田七人参に興味が
「片仔廣」の主成分である田七人参 なんとその割合は85% それも原産地は私の取引地である雲南省 興味が出ないわけがありません、市内にある一番大きい図書館に田七人参を調べに行ってみました。
「図書館で田七を調べてみた」
田七がハッキリと辞典に記されていたのは李時珍(一五一八年-一五九三年)がそれまでの「神農本草記」を編纂して書き上げた六十一歳の時に「本草綱目」(全五十二巻百九十万余字)からと言われています。
李時珍(1518年の―1593年)
字を東璧、当時は東璧と名乗っていました。 医者の家系で育った李時珍は幼い頃から体が弱く、自分の体の弱さから医学に目覚めたと言われています。
一度は地方の豪族に認められ医者役人になるのですが、すぐに地元に帰り 地元で医者として働きます。当時の医業の聖典であった「神農本草記」ですが、李時珍は様々な箇所での間違えや時代とともにかわったものなどを追加修正し「本草網目」を書いたと言われています。
「日本にはいつ紹介されたのか?」
明代(1604年頃)に日本へ来た「本草綱目」はそれから数代を過ぎた後に小野蘭山の孫小野職孝 (もとたか)が蘭山の「本草綱目」の授業をまとめたのが「本草綱目啓蒙」(1803年)に記載されています。
「本草綱目啓蒙」には「田七」、それは生産地広西(現在中国の雲南~広西省周辺で採れるが、)しかし和産(日本では)どこで採れるのかはいまだ判らずとあります。
田七人参を試してみました
買ってみた
翌年 雲南省昆明に普洱茶の輸入前検品に行ったときに 事前に雲南省の事業者に田七人参を紹介してくださいと頼んでいました。
田七人参の業者に聞くと中国国内で田七人参は食品扱いなので日本にも輸出できると。
また田七人参は政府管理なのですが、偽物も多く注意したほうが良いとのこと。などの話を聞きながらまずは自分で試すためにサンプルを購入させていただきました。
飲んで感じたこと
- 田七人参はよくわかったので、自分自身がまずは飲んでみると粉が細かいせいか、少し飲みなれないと飲みづらいかも・・しかし何度か飲んでいると確かに苦味の中にも甘さを感じました。
- 甘さを一度感じると苦味も気にならなくなりました。最初は一週間とりあえず朝起きてすぐ飲んであまり変わった気はしませんでしたが、逆に途中飲み忘れた時には、たしかに違和感を感じます。
- また日常の生活の中で、止血効果や胃のムカつきにはとても良かったのは実感できました。
- 飲み始めてから3ヶ月後 確かに高血圧や不整脈・肝機能など数字に現れたものもありましたが、特に感じたのは血行が良くなったように感じます。
- 私の場合は妻にも試してもらったのだが、妻の心臓が弱かったのが気にならなくなっていたのは一番の驚きでした。
取り扱いたい
田七人参を取扱いたいと考えましたが、広州や香港で販売されているのはドリンクなどの加工食品 しかしこれら加工食品にもかかわらず薬効などがしっかり入っている・・・これでは日本では無理だと
また雲南省を訪ねた際の業者から偽物が多いと言われたのも気になります
そこで 少し高くなるが、付き合いのある普洱茶輸出業者に少しのマージンを払って良質な田七人参を探してもらいました。
すると普洱茶の輸入元が田七人参の輸出実績のある会社を探してくれて、そこに問い合わせると欧州やアメリカにハーブ食品としての輸出実績があるとのこと。
ここから田七人参の輸入の道が見つかりました。
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