田七人参　高麗人参との違い（効能・効果）

田七人参　高麗人参との違い（効能・効果）

田七人参　高麗人参との効果効能の違い　このページでは田七人参と高麗人参との効果効能面から見た違いを書いていきます。

同じ人参での違いとは

一般的な人参と田七人参・高麗人参との違いは品種の違い※”西洋人参と田七人参と高麗人参”を読んでいただければわかると思います。

それでは田七人参と高麗人の違いはどのようなものでしょう？　”田七人参と高麗人参との違い（外観）”の違いは読まれましたか？

それを読んでもよくわからない　そうでしょう書いている自分でも差がわかりません。しかし効果効能となるとどうでしょう？

田七人参と高麗人参の効果効能の違い

これらは一般的にウコギ科のオタネ人参として取り扱われているが本来の種的には違いがないはずである、

オタネ人参に共通する効果や効能はドイツハーブ審査会通称コミッションＥでは　疲労回復・衰弱・病後の回復に良いと認定されていますが、高麗人参には副作用も報告されています。

田七人参と高麗人参の成分に違いがある

高麗人参は元気の出にくい方には本当に良いが、その一方血圧を上げてしまう効果もある、血圧が低いとお悩みなら本当に高麗人参はお勧めだが、血圧の高い方にはとってはこれが副作用になってしまう。

一方の田七人参は血行を良くするため高血圧の方でも問題ない、同じ品種なのになぜだろうか？

田七人参と高麗人参の効果の源に違いが・・ウコギ科のオタネ人参の薬効はその有効成分であるサポニン配糖体の一種ジンセノイド　このジンセノイドは約３０種類の有効成分の比率に差があります。

実際に高麗人参にはＲｇ１（神経を刺激して血圧を上げ血流をうながす）が多いと思われ、田七人参にはＲｂ１（神経を抑制し血流を減らし血圧を下げる）が多いと思われます。

これら成分の違いから田七人参と高麗、朝鮮人参との効能・効果のちがいが生まれるものと思われます。

田七人参がお勧めの方　高麗人参がお勧めの方

それでは具体的にどのような方に田七人参が向き　どのような方には高麗、朝鮮人参がお勧めなのでしょう？

田七人参と高麗人参の分かりやすい例えとして　本草網目には

高麗人参は体に栄養を与え　田七人参は血液に栄養を与えます　同じ味がすることから互いに人参と呼ばれる

との記載がありますが、もう少し詳しく書くと　

田七人参は血を補う

田七人参は血液に栄養を与えます：本草網目より

田七人参は血液の流れや体内五臓六腑の疲れに

体内には生命活動をコントロールする「気・血・水（き・けつ・すい）」があり、疲労はこれらの不調和が原因であると考えられています。田七人参は「血」を補うことにより、胃腸も丈夫になって食欲がわき、栄養分の吸収も速やかに。元気な体を取り戻すことができます。

高麗人参は気が減少している方に

高麗人参は体に栄養を与え：本草網目より

高麗人参は元気が出にくい・疲れが抜けない・低血圧に

体内には生命活動をコントロールする「気・血・水（き・けつ・すい）」があり、疲労はこれらの不調和が原因であると考えられています。高麗人参は「気」のアンバランスを整えたり、気を強めたりするのに最適です。

まとめ　田七人参と高麗人参との違い（効能・効果）

このページでは「田七人参と高麗人参との違い（効能・効果）」を書いてみました。

同じ人参と名の付くものでも、田七人参・高麗人参の有効成分であるサポニン配糖体中のジンセノイドの種類と比率が違うことによりその効果の違いが生まれます。

• 気を補う・元気が出ない・低血圧が気になる方には高麗人参
• 血を補う・血流が悪い・のぼせが気になる内臓の腫れや疲れやすい方には田七人参

と使い分けるのが必要です。

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